Webで稼ぐ更新 2026.10.27読了 7分

個人でもできるSEOの基本|Googleの方針とブログで取り組む7つのこと

個人のブログや仕事用サイトで取り組めるSEOの基本を解説します。Googleが公開している方針の要点、キーワードと検索意図の考え方、タイトルや見出しなどサイト側の基本、避けるべき行為をチェックリストで整理しました。

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ブログや仕事用のサイトを作ったものの、「検索から人が来ない」「SEOは難しそうで何から始めればいいかわからない」と感じていませんか。SEOについて調べると、専門的なテクニックや、真偽のはっきりしない情報も多く見つかります。

SEO(検索エンジン最適化)とは、検索エンジンにサイトの内容を正しく理解してもらい、検索する人に見つけてもらいやすくするための取り組みです。個人のサイトで最初に取り組むべきことは、実はそれほど特殊なものではありません。Googleが公開している方針に沿って、読む人に役立つページを作り、内容を伝わりやすく整えることが基本です。

この記事では、Googleの方針の要点、キーワードの考え方、サイト側で整えたい基本、避けるべき行為を整理します。なお、検索順位はさまざまな要素で決まり、ここで紹介する取り組みをすれば上位に表示されると保証できるものではありません。

まず押さえたいGoogleの基本的な考え方

Googleは、サイト運営者向けの情報サイト「Google検索セントラル」で、サイトの運営者に向けた方針を公開しています。その中心にあるのが「Google検索の基本事項」で、主に次の3つで構成されています。

項目 内容 個人サイトで意識すること
技術要件 Googleがページを見つけて読み取るための最低限の条件 ページが公開され、検索エンジンをブロックしていないこと
スパムに関するポリシー 検索結果を操作しようとする行為など、避けるべき行為 順位を上げるためだけの不自然な手法を使わないこと
主なベストプラクティス 検索結果での見つけやすさや表示を改善するための推奨事項 役立つ内容を作り、タイトルや見出しで内容を伝えること

Googleは、検索エンジンのためではなく、人のために作られた、有用で信頼できるコンテンツを評価しようとしていると説明しています。また、品質を考えるときの観点として、経験・専門性・権威性・信頼性(頭文字をとってE-E-A-T)を挙げています。小手先の手法よりも、「その分野について、自分の経験や知識をもとに、読む人の疑問にきちんと答えているか」を意識することが出発点になります。

キーワードと検索意図の考え方

キーワードとは、検索する人が検索窓に入力する言葉です。SEOでは、「どんな言葉で検索する人に読んでほしいか」を決めてからページを作ります。

大切なのは、キーワードそのものよりも、その言葉で検索する人が何を知りたいのか(検索意図)を考えることです。例えば「WordPress 初期設定」と検索する人は、設定の項目と手順を知りたいと考えられます。一方、「WordPress とは」と検索する人は、基本的なしくみを知りたい段階かもしれません。

  1. 読んでほしい人と、その人の悩みを書き出す
  2. その人が検索しそうな言葉を考える(検索窓の候補表示なども参考にする)
  3. 実際に検索して、上位に表示されているページがどんな疑問に答えているかを確認する
  4. 自分の経験や知識で、より具体的に答えられる部分を探す
  5. 1ページに1つの主なテーマを決めて書く

個人のサイトでは、多くの人が検索する広い言葉よりも、「誰の、どんな悩みか」がはっきりした具体的なテーマのほうが、自分の経験を生かしやすく、読む人の役にも立ちやすいと考えられます。

サイト側で整えたい7つの基本

内容と同じくらい大切なのが、その内容を検索エンジンと読者に伝わりやすくすることです。個人でも取り組める基本を7つにまとめました。

  • 1. ページのタイトル:ページの内容を簡潔に表す、ページごとに異なるタイトルをつける。検索結果に表示されることが多いため、何がわかるページかが伝わる言葉を選ぶ。
  • 2. 見出しの構成:見出しで内容を区切り、話の流れが追えるようにする。見出しだけを読んでも全体像がわかるのが理想。
  • 3. わかりやすいURL:内容に関係する英単語などを使った、短く読みやすいURLにする。
  • 4. サイト内のリンク:関連するページ同士をリンクでつなぎ、リンクの文字列からリンク先の内容がわかるようにする。
  • 5. 画像の説明:画像には内容を表す代替テキスト(alt属性)をつける。画像が表示されない環境や、読み上げ機能を使う人の助けにもなる。
  • 6. スマホでの見やすさ:スマホで読んだときに、文字の大きさやボタンの押しやすさに問題がないか確認する。
  • 7. 安全で快適な表示:サイトをhttpsで公開し、表示が極端に遅くならないよう、画像の容量やプラグインの数に気を配る。

ページの説明文(メタディスクリプション)も、検索結果の説明として使われることがあります。ただし、Googleはページの内容から説明文を自動で作ることもあるため、必ず設定した文章が表示されるわけではありません。

避けるべき行為(スパムに関するポリシー)

Googleのスパムに関するポリシーに反する行為は、検索結果での表示に悪影響が出るおそれがあります。代表的なものを知っておきましょう。

  • キーワードを不自然に詰め込む
  • 読者には見えない文字やリンクを埋め込む
  • 順位を上げる目的でリンクを売買する
  • 他のサイトの内容を、価値を加えずにコピーして載せる
  • 読む人の役に立つかを考えず、検索順位の操作を目的にページを大量に作る

生成AIで作った文章の扱いが気になる人もいるでしょう。Googleは、AIなどの自動化の使用そのものを問題にするのではなく、検索順位の操作を主な目的としてコンテンツを大量に作ることをスパムとして扱うとしています。AIを使って記事を書くときの注意点は、別の記事で詳しく解説します。

成果を確認して改善する

SEOは、ページを公開したら終わりではありません。検索エンジンにページが登録されるまで時間がかかることもあり、結果は数か月単位で見ていくのが一般的です。

検索での表示状況は、Googleが無料で提供している「Search Console」で確認できます。どんな言葉で検索されて表示されたか、クリックされたかを見ると、読者が求めていることと、ページの内容のずれに気づけます。設定方法やレポートの見方は、別の記事で詳しく解説します。

改善の際は、次の点を見直しましょう。

  • 検索されている言葉に対して、ページの内容が答えているか
  • 情報が古くなっていないか
  • 関連するページへのリンクが足りているか
  • 読みにくい表現や、長すぎる段落がないか

まとめ

個人のSEOの基本は、Googleの方針に沿って、読む人の疑問に具体的に答えるページを作り、タイトルや見出し、リンクなどで内容を伝わりやすく整えることです。順位を保証する手法はないため、不自然なテクニックに頼らず、改善を積み重ねる姿勢が大切です。

次にやることは、次の3つです。

  1. Google検索セントラルの「Google検索の基本事項」に目を通す
  2. 既存のページのタイトルと見出しを、7つの基本に照らして見直す
  3. 次に書く記事のテーマを、読者の悩みと検索意図から1つ決める

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