Webで稼ぐ更新 2026.10.27読了 7分

ポートフォリオサイトの作り方|載せる内容と作品の見せ方・作る手順

仕事につながるポートフォリオサイトの作り方を解説します。作り方の選択肢の比較、載せる内容、作品ごとの説明の型、クライアントワークを掲載するときの許可の取り方、公開までの手順をまとめました。

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「ポートフォリオを見せてください」と言われて、慌ててファイルを集めた経験はないでしょうか。デザイナーやエンジニア、ライターなど、成果物で評価される仕事では、ポートフォリオが営業資料の役割を果たします。

ただ、作品を並べるだけでは、見る人に「この人に何を頼めるのか」が伝わりにくいことがあります。ポートフォリオで大切なのは、作品の見た目以上に、どんな課題に対して何を考え、どこを担当したのかを伝えることです。

この記事では、ポートフォリオサイトの作り方の選択肢、載せる内容、作品の説明の書き方、クライアントワークを掲載するときの注意点、公開までの手順を解説します。

ポートフォリオサイトの役割

ポートフォリオとは、これまでに手がけた作品や実績をまとめたものです。サイトとして公開しておくと、次のような場面で役立ちます。

  • 案件に応募するときや見積もりを出すときに、URLを伝えるだけでスキルを示せる
  • SNSや名刺から見に来た人に、仕事の内容と依頼の方法を伝えられる
  • 自分の得意分野や今後受けたい仕事を、作品の選び方で表現できる

見る人の多くは、発注を検討している担当者です。限られた時間で「自分たちの依頼に合うか」を判断するため、情報が整理されていることが重要になります。

作り方の選択肢と比較

ポートフォリオは、大きく分けて次の3つの方法で作れます。

作り方 メリット 注意点 向いている人
ポートフォリオ向けの投稿サービス・SNS 登録してすぐに作品を載せられる。サービス内で見てもらえる機会がある デザインや構成の自由度が低い。サービスの規約や方針に左右される まずは手軽に作品をまとめたい人
ノーコードのサイト作成サービス テンプレートを使って見栄えのよいサイトを作りやすい 独自ドメインや機能の追加に条件がある場合がある デザイン性を重視し、管理の手間を減らしたい人
WordPress(レンタルサーバー+独自ドメイン) 構成やデザインを自由に決められる。ブログやお問い合わせと一体で運営できる サーバーとドメインの準備、更新などの管理が必要 長く運営し、発信と営業の拠点にしたい人

どの方法でも、最終的には「見やすく、依頼の方法がわかる」ことが大切です。最初は投稿サービスで作品をまとめ、仕事が増えてきたら独自ドメインのサイトに移る、という段階的な進め方もあります。Web制作やエンジニアの仕事をしている人にとっては、サイトそのものが制作スキルを示す作品にもなるため、WordPressなどで自分で作る意味が大きくなります。

WordPressで作る場合は、WordPressの簡単インストールに対応したレンタルサーバーを選ぶと、開設の手間を減らせます。料金や条件は公式サイトで確認してください。

ポートフォリオサイトに載せる内容

ポートフォリオサイトには、作品一覧のほかに、依頼を検討する人が知りたい情報をそろえておきます。

  • トップ:何をしている人か、どんな仕事を受けているかを一文で示す
  • 作品一覧:代表的な作品を、分野や種類ごとに並べる
  • 作品の詳細:作品ごとに、目的・担当範囲・工夫した点などを説明する
  • プロフィール:経歴、得意分野、使えるツールや技術
  • 依頼の方法:お問い合わせの窓口、対応できる仕事の範囲、依頼の流れ

作品の数は、多ければよいわけではありません。受けたい仕事に近いものを中心に、質の高い作品を選んで載せるほうが、得意分野が伝わりやすくなります。目安としては、まず代表作を数点そろえ、仕事が増えるにつれて入れ替えていくとよいでしょう。サイト全体に必要なページについては、別の記事で詳しく解説します。

作品の見せ方|説明に書く5つの項目

作品の画像やURLだけでは、あなたがどこまで担当したのか、どんな考えで作ったのかが伝わりません。作品ごとに、次の5項目を短く添えましょう。

項目 書く内容 例
概要 どんな作品か、誰に向けたものか 地域の飲食店のWebサイト
目的・課題 依頼者が解決したかったこと スマホから予約しやすくしたい
担当範囲 自分が担当した工程 デザインとコーディング(文章は依頼者が作成)
工夫した点 課題に対して考えたこと、取り組んだこと 予約ボタンを各ページの目立つ位置に配置
期間・使用ツール 制作期間の目安、使ったツールや技術 約1か月、デザインツール、WordPress

例は説明のための仮のものです。成果を書く場合は、依頼者の許可を得た範囲で、事実だけを書きましょう。数字を出せない場合は、「予約の導線を見直した」のように取り組みの内容を書くだけでも、考え方は十分に伝わります。

クライアントワークを掲載するときの注意点

仕事で作った成果物を載せるときは、権利や契約の確認が欠かせません。

  • 掲載の許可を取る:契約で実績の公開が制限されていないか確認し、依頼者に掲載してよいか、どこまで載せてよいかを確認する
  • 秘密保持の範囲を守る:秘密保持契約(NDA)を結んでいる場合は、社名や画面の掲載ができないことがある
  • 公開前の情報を載せない:未発表のサービスや、社内向けの資料は掲載しない
  • 素材の権利に注意する:写真やイラストなど、依頼者が用意した素材や有料の素材は、ポートフォリオでの使用が認められているか確認する

社名を出せない場合は、「業種と内容だけを書く」「画面の一部を加工して載せる」など、許可された範囲での見せ方を相談しましょう。今後の案件では、契約の段階で「実績として掲載してよいか」を確認しておくと、あとから困りません。

実績が少ないうちは、架空のお店やサービスを想定した自主制作の作品を載せる方法もあります。その場合は、「自主制作」であることを明記し、実際の依頼と誤解されないようにしましょう。

ポートフォリオサイトを作る手順

  1. 受けたい仕事と、見てほしい相手(業種や担当者)を決める
  2. 載せる作品を選び、掲載の許可を確認する
  3. 作品ごとに5項目の説明文を書く
  4. 作り方(投稿サービス・ノーコード・WordPress)を決め、サイトを用意する
  5. トップ、作品一覧、プロフィール、依頼の方法のページを作る
  6. スマホとパソコンで表示を確認し、知人などに見てもらって意見をもらう
  7. 公開したら、SNSのプロフィールや名刺、応募文にURLを載せる

公開したあとも、新しい作品ができたら追加し、古くなった作品は入れ替えましょう。更新されているポートフォリオは、現在も活動していることを示すサインにもなります。

まとめ

ポートフォリオサイトは、作品を並べるだけでなく、目的・担当範囲・工夫した点を添えることで、依頼を考えている人に「何を頼めるか」を伝えられます。クライアントワークは必ず掲載の許可を確認し、許可が出ないものは自主制作で補いましょう。

次にやることは、次の3つです。

  1. 載せたい作品を書き出し、掲載の許可が必要なものを確認する
  2. 代表作を選び、5項目の説明文を下書きする
  3. 作り方を決めて、まずはトップと作品一覧のページを公開する

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